Umilog

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うみ氏の釣りブログ

【コロナ前】ギリギリのスペイン旅行

前回の記事が2020年の年明け早々だったので半年ぶりのブログです。

オリンピックイヤーの幕が開けた途端にあっという間にコロナに飲み込まれていったこの半年ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ここにきてようやく都道府県を跨ぐ移動が解禁となりましたが、公共の場でのマスク着用とソーシャルディスタンスの確保は新しい生活様式として日常に組み込まれてしまったのでお店の中ではマスク着用がデフォルトになった今日。

スーパーはもとよりホームセンターであれ釣具屋であれ入店時はマスク着用。

いつどこでマスクをしていても不自然ではなくなったので指名手配犯はさぞ喜んでいることでしょう。

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忘れた頃に届きました。

今となってはお金と時間があってもかなわぬ海外旅行ですが、実は1月にスペインへ行きまして、勿論その時は中国で肺炎を引き起こすウイルスの感染者が数人出ている程度の報道しかありませんでしたので、計画どおりの旅程で無事帰国できました。

スペインでは首都マドリードを始めバルセロナやトレドを巡ってきましたが、その後のスペインはえらいことになりました。

今更感があるので旅の詳細は控えますが、せっかく15時間もかけてスペインへ行ってきたのでいくつか印象に残ったものをあげておきます。

行ってきました真冬のスペインツアー(釣りなし)

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エストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂@サラゴサ

スペイン観光その1 サグラダファミリア

バルセロナ市内にある巨大なカトリック教会で、想像以上に街中の一角に建っていたので迫力がありました。

複合的な曲面で構成された外観に数々の彫刻が施され、それを見上げながら一つ一つの物語に思いを馳せていると気付けば財布が無くなっているかも知れないのでご注意ください。

とにかくこの界隈はスリが多く、それも単独ではなくチームで戦術組んできますので未遂を目撃した時はその連携プレーに驚かされました。

この国でパス回しが上手いのはサッカーだけではありませんので行かれる方は細心の注意を払ってください。

ちなみに設計者であるガウディの描いた図面が後の火事で焼失している為、当初の設計図どおり作られた部分だけが世界遺産として登録されているそうです(2020年1月時点)。

着工から130年を経ても未だ工事中ですが、2026年には完成するとのこと。

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地下礼拝堂に眠るガウディのお墓

スペイン観光その2 古都トレド

中世の面影を色濃く残す城塞都市です。

ドラクエカリオストロの城進撃の巨人がまとめてやってきたような世界が広がっています。

とにかく美しい町で歩くだけで幸せになれます。

巨大な門、城壁、そびえ立つ大聖堂にチェロを弾くストリートミュージシャン

どこを切り取っても絵になる映え映えの町です。

この町では鳩ですら神々しく見えます。

バルセロナに2日かトレドに1日しか選べないのであれば私は迷うことなく1日だけでもトレドを選びます。

この町を流れるタホ川で夕陽を眺めながら釣りができれば何も言うことはありません。

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スペイン観光その3 プラド美術館

マドリード市内にあるスペイン最大の美術館。

時間の都合で半日もいれませんでしたが、もう一度行って1日かけてゆっくり見たいところです。

スペインの三大巨匠であるエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤの絵画がメインとなりますが、この御三方の作品は美術に興味がない人でも生で見ると圧倒されること間違いありません。

薄暗い部屋に展示されていたゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」。

しばらく見ていると宮廷世界に飛び込んだような錯覚を覚えるベラスケスの「ラス・メニーナス」。

それとガイドの話を聞くうちにとても気に入ってしまったのがエル・グレコ

絵の感じもなかなか怖いのですが、ご本人もかなり怖い人だったようで、依頼主と頻繁にトラブルを起こしていたそうです。

多くの弟子を抱える職人気質の工房長で親方的な存在であったエル・グレコ

絵画制作の請負人です。

グレコさん、これちょっとイメージと違うんだよな~。残りの代金はこれで勘弁してくれない?」

「なんだとこの戯けが!俺を誰だと思ってる!工房総出で行かせてもらうぞコラァ!!」

と、言ったとか言わないとか。

ちなみにトレドにあるサント・トメー聖堂に描かれた「オルガス伯爵の埋葬」という壁画は潰れかけていた教会が金をかき集め莫大な画料で依頼したそうで、エルグレコは後に自身の最高傑作と評される作品をそこに残しました。

結果、その絵が話題となり多くの人が教会を訪れ教会は大いに潤いそれが現代にまで続いているという本物のプロフェッショナルの仕事を見ることができます。

スペイン観光【番外】 イミグレにて

それはEU圏を出国する際のことです。

フランクフルトの空港で私のパスポートを手に取ると1枚1枚ページめくりながら呟くように語り出した審査官。

「○×$%×※○#○△ユートナガトモ○×◇$%×※○#○○△イスタンブール○%×※○#」

独り言のような口調で語り終えると目線を私に移し何か返答を待ってる様子。

何を言ってるのかさっぱりわかりませんでしたが、”長友””イスタンブール”は聞き取れたので連想ゲームの如く私は思いついた言葉を口にしました。

ガラタサライ?」

すると何となくスナイデルに似ていたその審査官は蒼い瞳を大きく見開くと「オーイエース!」と言い放ち右手に握ったスタンプを振り下ろしました。

 

出国完了

 

もしあの時「平愛梨」と答えていたらどのような展開になっていたのでしょうか。

 

それではまた。